自己紹介

初めまして。
探究や体験の価値を「行動につながる学び」に変える
ファシリテーター/学びのデザイナー 原 麻衣(はら まい)です。

体験や学びを言語化し、自分ごととして捉え、
選択と行動の次の一歩を見えるようにすること
を大切にしています。

大阪を拠点に、
・探究学習や開発教育の企画・運営・ファシリテーション全体伴走
・対話型ワークショップづくり
・探究を深める対話講座
・世界と自分のつながりを知るお話会・ワークショップ
などを開催しています。

学校・教育現場・地域・大人向けの場を中心に、
「体験 → 内省 → 行動」のプロセスを大切にした学びの設計と伴走を行っています。

ここでは今の活動にたどり着くまでのことを綴っています。

中3夏休み、オードリー・ヘップバーンに感化される

最初に国際協力に興味を持ったきっかけは、中学3年生の時の英語の夏休みの宿題でした。

最後のページに、オードリー・ヘップバーンとUNICEFの活動が紹介されていて、なんて素敵な女性なんだろう。と子どもながらに感動しました。

そこでオードリー・ヘップバーンが好んでいた詩も紹介されていて、
こんな生き方がしたい、と強く思いました。

Beauty Tips

For attractive lips, speak words of kindness.
For lovely eyes, seek out the good in people.
For a slim figure, share your food with the hungry.
For beautiful hair, let a child run his or her fingers through it once a day.
For poise, walk with the knowledge you’ll never walk alone.

People, even more than things, have to be restored, renewed, revived, reclaimed, and redeemed;
never throw out anybody.

Remember, If you ever need a helping hand,
you’ll find one at the end of your arm.

As you grow older, you will discover that you have two hands,
one for helping yourself, the other for helping others.

The beauty of a woman is not in the clothes she wears,
the figure that she carries, or the way she combs her hair.

The beauty of a woman must be seen from in her eyes,
because that is the doorway to her heart, the place where love resides.

The beauty of a woman is not in a facial mole,
but true beauty in a woman is reflected in her soul.

It is the caring that she lovingly gives, the passion that she shows,
and the beauty of a woman with passing years – only grows!

                       -Sam Levenson

魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。
愛らしい瞳のためには、人の美質を見い出すこと。
スリムな体ためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと。
豊かな髪のためには、一日に一度、子どもの指で髪をといてもらうこと。
美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことはないのだと知ること。

物は壊れたら復元できないけれど、
人は転んでも起き上がり、失敗してもやり直し、挫折しても再起し、誤ちをおかしたら正し、何度でも再出発することができます。

決して誰のことも見捨ててはいけません。
人生に迷い、助けが必要なとき、いつもあなたの手の少し先に
救いの手がさしのべられていることを覚えていてください。

年を重ねると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。
ひとつは自分自身を助けるため、そして、もうひとつは他者を助けるため。

温暖化とアフリカ民族のドキュメンタリー

多分高校生くらいの頃、当時からすでに「温暖化が大変なことになっている!」と報じられていたのですが、あるドキュメンタリー番組を観たことがきっかけで、国際協力の道を志すことになります。

番組では、アフリカのある民族が特集されていました。

温暖化の影響で、干ばつが進み、農作物ができなくなり、なんとかして食糧を手に入れなくてはいけません。でも彼らの手元には売るものはありません。

そこで、彼らは自身の「民族衣装」を売ることにしました。
彼らにとってどれだけ大切なものでしょう。

民族衣装には、それぞれ意味を持つ民族独自の刺繍が施されており、彼らのアイデンティティであり「誇り」なのです。

誇り高い民族衣装を売ってまで生計をたてなくてはいけない状況に唖然としました。

彼らは、エアコンを使った暮らしもしていなければ、車に乗って排気ガスを出しているわけでもありません。

では、私達は?

エアコンの効いた快適な部屋で生活することができ、車にも乗ります。
家でも職場でもたくさんの電力を使い、世界中の様々な種類の食べ物を口にすることができます。

気候変動の原因を作っているのは先進国に住む私達なのに、なぜ途上国で地球にやさしい生活をしている彼らが苦しまなければならないのだろう。

世界の現状を叩きつけられ、自分の無力さ・無知さに苛立ちを感じつつ、何とかしなければ、という使命感を強く感じました。

ガーナでのボランティア

国際協力を学ぶことを決め、アメリカの大学へ。
しっかり4年間行かせてもらい、楽しいことも大変なこともたくさん経験しながらかなりガッツがつきました。笑

そして、国際関係学で途上国のことを学んでいるのに行ったことがない。実際に現地に行って自分の目で見たい!ということで、大学3年の時にガーナへ。
最初にいく途上国はアフリカと決めていました。
ガーナの小さな町で約3ヶ月間、住み込みで女性のエンパワーメントに関わるNGOと一緒に活動をさせてもらいました。

・スモールビジネスの作り方
・染色やビーズアクセサリー作りなどのスキルトレーニング
・公衆衛生についての啓発

などを、地元の方々を訪問しながら広める活動に携わりました。

それまでは、「国際機関とかで働いたらかっこ良いかも…?」となんとなく思っていましたが、
現地の人と膝を突き合わせ、汗をかきながら泥臭く直接関わる方が自分には向いていると感じ、NGOでの就職を目指します。

海外ボランティア派遣をするNGOへ

インターン期間を経て、海外ボランティア派遣を行うNGOへ就職。
メインでは海外担当として、カンボジア、フィリピン、タイなどのプログラムを、現地の担当者と日々応答しながらマネジメントを行いました。時には現地に0から開拓して新規プログラムを作ったことも。

途上国に直接関わる仕事がしたい!と思っていたので、最初にこの仕事が経験できたことは本当に幸運でした。

実際に現地でプログラムを運営することもしばしば。多い時は年に3回くらい、最大3ヶ月ほど出張し、現地の村でホームステイしながら活動していました。

現地の子どもたちの笑顔は今でも忘れられません。

フェアトレード企業で働く

結婚後、大阪に来ることになったので仕事をどうしようかなと思っていたところ、奇跡的にフェアトレード商品を販売する企業の求人を発見。

1歳の息子を抱っこ紐で抱えながら説明会に参加し、就職が決まりました。

カンボジアやコロンビアなど、世界中のパートナーと応答しながらフェアトレードを届けることにやりがいを感じていました。

娘の出産を機に、自分の生活をよりサスティナブル・エシカルなものにしたい、という気持ちがより一層湧いてきます。

フェアトレードの会社は業界でいうとアパレルだったため、ファッションの裏側などを改めて知って衝撃を受けます。

同時に、もっと色々な人に社会課題が生まれる背景や世界の現状を知ってほしいという気持ちが生まれました。

開発教育との出会い

ちょうどコロナ禍の時、DEAR(開発教育協会)が行っている開発教育を知り、様々な人に世界のことを知ってもらうきっかけとしてまさにこれだ!と思いました。

ファシリテーション講座があることを知り、受講。

世界で起きている課題を知り、自分ともつながっていることを理解する。そして自分にできることは何か、と考え、行動していく人を増やしたい、という想いで開発教育ファシリテーターとして、活動をスタートしています。

大切にしていること

私が大切にしていることは、
「体験を学び(価値)に変え、言葉にして、次の行動につなげること」。

探究も学びも、その場限りの学びで終わってしまってはもったいない。

私がこれまでしてきた国際協力やフェアトレードの経験も、現状を知り、自分が行動することで現地への貢献につながるものです。

正解を教えることや、考えを一つにまとめることが目的ではありません。

それぞれが感じたことをそのまま扱い、
違いを含んだまま対話し、
「自分はどう考え、どう選ぶのか」に立ち戻ること。

そのプロセスが探究であり、本質的な学びだと考えています。

私は答えを出す人ではなく、
問いが生まれ、考えが深まり、
次の一歩が見えてくる「場」を育む役割
を担っています。

提供している支援・場づくり

現在は、以下のような支援・活動を行っています。

・探究学習や開発教育の企画・運営・ファシリテーション(主に中学・高校・他教育関連現場)
・学びを深めるための対話講座
・ごみゼロゲームなど体験型プログラム
・身近なものから世界とのつながりを考えるWS・お話会の企画運営
※ 詳細は上部のメニューより各ページをご覧ください。

これらに共通しているのは、
学びを自分事として捉え、日常に落とし込み、行動につなげることです。

最後に

世界の出来事も、日々の選択も、決して切り離されたものではなく、何かしらの形でつながっています。

私たちは無関心でいられても、無関係ではいられないんです。

自分と世界の課題がつながっているということは、自分の選択次第で世界を良くすることができるということ。

一人ひとりが自分の問いを持ち、考え、選び、行動していくことが、
自分と世界のより良い関係をつくっていくと信じています。

行動につなげる探究や、学びを深める対話の場づくりについて、
気になることがあれば少しでもお力になれたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。