探究学習の設計前に必要なもの

そろそろ次年度に向けての計画が進んできているかも知れないですね。
来年度の探究学習について検討されている学校も多いかも知れません。

今回の記事は、探究学習の導入・計画の際にご参考いただけたらと思います。

基本は終わりから逆算して考えていくのでOKです。

目的を明確にする

・探究を何のためにするのか?
・生徒にどんな力を伸ばしてほしいか?
上記2点はぜひ考慮したいです。

特に、外部プログラムを入れる場合、なぜそのプログラムをするのか?
ということは明確にしておきたいですね。

空きコマどうしようかな?という観点もあるかと思いますが、空きコマを埋めるためという目的だけのために外部のプログラムを入れてしまうと、思っていたものと違う、これってやる意味あったかな?など後から不満になりやすいです。

自前で行う場合にはぜひ年間、もしくは高校3年間系統立てて考えられると良いですね。

最終ゴールを設定する

目的が考えられたら、次は最終ゴールを考えます。
・どういった成果を求めるのか
・どのような成果物をアウトプットするのか/しないのか

「探究学習を終えた時、生徒にどのようになってほしいか」を考えるとわかりやすいかもしれません。

目的と最終ゴールを達成できる内容を考える

ここまでできたら、ようやく内容を考えていきます。

外部プログラムであれば目的やゴールにあったものを比較検討する、内製化している場合には目的やゴールを達成できるものを設計していきます。

あっという間に外部のプログラムも増えましたよね。
今では逆にありすぎて迷ってしまう方が多いかも知れません。

外部のプログラムにも種類があります。
・教材(本や動画等)を提供されて自分達で授業をするもの
・企画から相談に乗ってくれて授業もやってくれるもの

負担を極力減らしたい、ということであれば企画から関わってくれる方が後からの負担が減ることが多いです。最初の打ち合わせでしっかりすり合わせておくことがポイントです。その場合に依頼したい内容、目的、ゴールを明確にしておきます。

先生方のほうである程度やり方がわかっている、探究にそこまで負担を感じていない、ということであれば教材のみ使用して実施は自分達でやるのも良いですね。
その場合には教材提供してくれる会社にフォロー体制などがあるか?など確認しておいても。

もし企画から相談できる場所を探していたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。
オンラインやお電話でのお打ち合わせの後、ニーズに合う内容でご提案させていただきます。

とりあえず一度話を聞いてみたい、というライトな感じでも問題ありません◎

探究のスタートは興味・関心から

探究ってどうやって始めたら良いんだろう?

そんなお悩みの声を良く聞きます。
そんな時は「考えると、行動するとワクワクすることは何?」と聞くこと。

今私は高校生に対して探究学習を企画・運営していますが、いつもこれを聞くようにしています

初回は「う~ん…なんだっけ…?」と戸惑う子もいますが、丁寧に聞いていくと必ず「◯◯が好き」「◯◯をやっている時が好き」などと答えてくれます。

このやり取りから感じるのは、日頃からみなさん、自分と向き合う時間があるのかな?ということ。

日本の子どもたちは、小学生から毎日忙しそうですよね。
高校生になっても、学校行事や部活、受験勉強などやることがたくさん。

日々の忙しさに、みなさん自分との対話の時間を取れていないのではないでしょうか。
・自分の今の感情は
・その感情の裏側にあるもの
・今日の出来事
・それに対する自分の反応

などなど、自分と対話する時間で大切だなと私は感じています。
そうすることで得られる気付きがあると思います。

でもさすが頭の柔らかい高校生。
少し質問して探っていくだけで、必要な情報にきちんとアクセスできて興味の種を発見しています。

私個人的には、この時のパッと明るくなる表情を見るのが好きです。
大人も子どもも、自分の好きなことをしている時、考えている時は楽しいですよね。

小さい時は、私は塗り絵やリリアン、ザリガニ釣り、パズルなどにハマっていました。
でもだんだん成長するにつれて、忙しい日々の中で「やりたいこと」よりも「やらなくてはいけないこと」に囲まれてしまうんですよね。

1日の1%=15分でも良いので、自分を良く知るための時間に充ててほしいなと思います。
自分を良く知ることが、自分らしい探究のスタートするきっかけになると信じています。

自分が楽しい!と思える探究をしていきましょう~!