探究学習サポートで富山へ

先日、5月から関わっていた中学生の探究の実践の場である富山に同行してきました。

富山に行くのは初めて。
大阪からだったので初のサンダーバードに乗っていきました。

サンダーバードと北陸新幹線を乗り継ぎ、約3時間ほどで到着。
それぞれ1時間半ほどだったので、あっという間についた感覚でした。

富山市はコンパクトシティを推進していることもあり、富山駅前はとても栄えていました。
駅直結の路面電車もあって興味深かったです。

今回の探究の目的は、探究を通して富山に課題解決&価値創出につながるアクションを行う、というもの。
さらに富山の企業と連携し、企業の特徴を活かした取り組みを行います。

5月頃から学習がスタートし、富山や企業について調べたり、富山で何を実践するか、グループで考えてきました。

私はコーディネーターという立場で、生徒のアクション実現に向けての声掛けや準備などのサポートとして関わりました。

今回連携した企業さんは富山駅から30分ほどの場所にある八尾市にある株式会社Oz Links。
八尾はおわら風の盆が有名で、日本の道100選にも選ばれた昔ながらの町並みが残っています。

https://8-base.chu.jp/8

https://tadas.theshop.jp

生徒はなんと、中学3年生の修学旅行の位置づけてこのプロジェクトに取り組んでいるということ。
修学旅行の3日間のうち2日間を富山での準備・実践に当てていて、富山観光そっちのけで一生懸命準備していました。

富山2日目の実践では、富山駅のイベントスペースでワークショップを開催。
4チームのうち3チームはハギレを使ったワークショップ、1チームは八尾にある和菓子屋さんのお菓子に、八尾産の桑の葉パウダーを練り込んでもらいオリジナル和菓子を作っていました。

今後文化祭で販売することを目指し、「買いたくなるか?」「いくらだったら買おうと思うか?」などアンケート調査もしていました。

結果はどのグループも大盛況で、たくさんの方に参加してもらっていました。
旅行中の学生やカップル、会社員の方にもご参加いただき、参加者さんたちとも会話もはずみ良い時間になったのではないでしょうか。

中学生とは思えない彼らの底力、これからが楽しみです。

準備力、対話力、実行力、やり切る力、試行錯誤する力、トライ・アンド・エラーでやってみて改善する力、楽しむ力など大人顔負けのパワーが溢れていました。

今回関わった学校は、日常的に対話を通したコミュニケーションに力を入れており、それにより一人ひとりが思考し、自分の考えを持って自主的に活動していることが目に見えて分かりました。

最近は修学旅行と探究学習をセットで考える学校も増えていると思いますが、
修学旅行をどのような位置づけにするか、考えられると良いなと感じました。

■情報収集:現地調査、訪問、アンケート、ヒアリングなどを行う
■仮説検証:現地調査、訪問、実践、仮説検証(仮説が正しかったか、間違っていたか)
■表現:準備、実践、振返り

探究のアウトプットの形は様々です。
高校などでは、課題探究→論文執筆などで発表することもありますが、今回のように「アクション」に焦点を当ててそのための準備、計画などに時間を割くことで実体験として探究サイクルが自然に身につくことになります。

開発教育ワークショップに参加しました

週末に、まなびDEフェスタに参加しました。

NPO法人 開発教育協会(DEAR)が主催するイベントで、今年は「開発教育”を「お祭り」のように、様々な体験から学べるイベント」としてアップデートしての開催だったようです。

昨年も参加したのですが、昨年にはなかった関連NPOの物販やミニセッション、開発教育やキャリアに関わる相談コーナーもありとても楽しかったです。

今年も午前・午後でワークショップが開催され、私は「ファッションとフェアトレード」「気候変動とプラスチック」を選びました。

ファッションとフェアトレード

午前はこちら。
以前フェアトレード商品を扱う会社に勤めていたということもあり、今回特に楽しみにしていたプログラムでした。

そして今回はPeople Treeの広報担当の方が直々にファシリテーションをしてくださり、ファッションの裏側やフェアトレード企業としての取り組みを伺うこともできてとても満足でした。

・全体の進行の仕方
・アイスブレイク
・グループワーク
・考えたことを自分事に落とし込み行動する
・エシカル消費、エシカルファッションの取り組み事例やアクション例

自分の外側にある世界の課題に目を向け、実際にアクションするためには自分の内面をしっかり理解し、自分自身を満たしながら選択・行動することが大切だと改めて感じました。

気候変動とプラスチック

午後は「気候変動とプラスチック」に参加しました。

クイズを交えた現状理解や、気候変動により影響を受けている方々の具体的事例を通したワークショップが良かったです。

日本も自然災害の増加や酷暑日の増加など、気候変動によって様々な影響を受けていますよね。

すでに産業革命以降の平均気温の上昇により、後戻りできないと言われているtipping pointを超えてしまった、というニュースも耳にしました。

気候変動の原因は人間の活動。

原因を作ったのが私たちなのであれば、私たち人間の責任として少しでも未来の世代が幸せに暮らせるように行動していきたいと強く思いました。

「プラスチック」では、アイスブレイクで「身の回りでプラスチックではないものを探す」ことをしました。

気づけば私たちが身につける服や雑貨はプラスチック製で溢れています。
プラスチックではないものを探すことがいかに難しいかを実感しました。

もう1つのアクティビティとして、プラスチックを扱う様々な立場の関係者を交えてロールプレイをしました。

企業、消費者、行政、レジ袋、ジャーナリストなど、様々な立場からプラスチックごみを捉えることでプラスチックを一律悪者にするのではなく、どうしたら全員が同じ方向を向いて解決策を見いだせるか考える重要性を感じました。

プラスチックが世に出てから便利になった側面も大きいですが、その反面人体や環境に及ぼす影響も多大です。

その場では1つの回答を見出すことはできませんでしたが、どうしたらより良い社会ができるのか、もやもやを共有しながら着実に前に進むことが大切だと思いました。

その時に様々な場所での実践事例は、課題の理解や行動につなげる上でとても有意義なものになります。

Development Education

開発教育はもともとヨーロッパで生まれた言葉で、英語ではDeveloment Education。

“de-envelop = 封筒を開く”
人や社会のもっているチカラや可能性を開くための開発

という意味があるそうです。

🌏️人や社会は本来どのようなちからを持っているのか
🌏️人や社会のもっているちからを発揮するために、一人ひとりが身につけるべきちからは何か
🌏️既存の枠組みでちからを発揮することはできているか、できていないのであれば、どのような枠組みがあれば発揮できるのか
🌏️一人ひとりのちからが発揮できる社会が待つ未来は

こういった問いを常に持ち、自分自身も学びながら自分なりの答えを見つけていきたいと思います。

引き続きよりよい開発教育が実践できるよう、学び続けていきます!

川沿いの桜が咲き始めていてとてもきれいでした🌸

ごみゼロゲームを開催しました

兵庫県の学校でごみゼロゲームを開催しました。

↓今回実施させていただいたフリースクール

ラーンネット・グローバルスクール
https://l-net.com/

探究型のスクールで、国語・算数といった基礎学習もやりながら、子どもの興味関心に沿ってそれぞれの個性を伸ばす教育を実施されています。

今回実施させていただいたのは中学年の3年生と4年生でした。

中学年の生徒さんは、3学期のテーマとして「ごみ」を探究していて、その一環としてごみゼロゲームを実施することになりました。

↓ごみゼロゲームについて
https://zwjapan.org/service/gomizero/

私はごみゼロゲーム公認ファシリテーターとしても活動しています。

出展:ZERO WASTE JAPAN
実施の様子

ゲームをする前に導入で少しごみに関するお話をしました。
ごみの現状、日本や海外のごみ山、5Rなどなど基本知識をインプット。

興味を持って聞いてくれて、「これ見たことある!」「これ知ってる!」などパワフルに発言してくれて嬉しかったです。

質問にもとても積極的に答えてくれました。

ゲーム中も大盛り上がりでした。

導入で話した5Rを活用して、普段ごみになってしまうものをどうやってごみじゃなくせるか、柔軟な頭で考えてくれました。

リサイクル、リユースなどの方法によって得られるポイントが違うのですが、
いかに工夫して高得点をゲットしながらごみから救う方法を考えていました。

「どうやってリユースできる?」
「焼却処分以外にできる方法は?」

など会話しながら進められていました。

最後に

最後に私物を紹介しながら身近にある具体的なごみゼロアクションを紹介しました。

・プラスチックラップではなくみつろうラップを使う
・ごみになるはずだったものがアップサイクルされた商品を探してみる

などなど

今回のゲームをきっかけに、
何かしらが子どもたちの中に残り、ごみを減らす行動できる子が増えてくれたら良いなと思います。

貴重な機会をありがとうございました!

その後

テーマ学習の最後に、学校周辺のごみ拾いをしたそうです。

いくつか見つかったようですが、その処理方法としてゲームで学んだ5Rをもとにごみから救う方法を考えてくれたようです。嬉しい✨️

そして、子どもたちからお手紙もいただきました。

自分たちのアクションによって、より良い環境がつくれることを感じてもらえていたら嬉しいなと思います。

ごみゼロゲームの実施依頼は以下よりお願いいたします。